純喫茶、雑貨、アナログレコード、ファッション…。Z世代(10代後半から20代)の間で「昭和レトロ」がバズっている。20代の記者が、エモくて映(ば)える理由を探った。





調査した記者2人を紹介!

小引久実(こびき・くみ) 26歳。本社報道部で島根県警担当を務める。山陰の好きなところは海、星、緑がきれいなところ。猫が好きで、岡山に帰省した際は実家の猫に顔をうずめて息をする「猫吸い」を欠かさない。スマホケースに「ちいかわ」のキャラクター「ハチワレ」のステッカーを貼っている。

小豆沢颯太(あずきざわ・そうた) 24歳。松江市出身。本社報道部でスポーツを担当する。性格診断は「infj(誠実で責任感の強い理想主義者)」。趣味はサイクリング、御朱印集め、読書、旅行、映画観賞、モータースポーツ観戦など。仕事の楽しみは出張で知らない場所に行けること。

昭和レトロブームの加速は「目新しさ」と「コスパの高さ」だ
若者を中心としたレトロブームは、おおむね1970年代以降から定期的に訪れているので、さして珍しい現象ではない。いつの世も若者は...