新春恒例の「歌会始の儀」が22日、皇居・宮殿「松の間」で催された。題は「夢」で、天皇、皇后両陛下や皇族、一般の入選者10人の歌が伝統的な節回しで披露された。天皇陛下は、未来を担う子どもたちへの思いを歌に込められた。両陛下の長女愛子さまは今回初めて出席した。

 陛下は「旅先に出会ひし子らは語りたる目見(まみ)輝かせ未来の夢を」と詠んだ。昨年は能登半島地震などの見舞いで石川県を3度訪...