イベント企画運営などを担う合同会社「NEW WORK STYLE(ニュー・ワーク・スタイル)」が2月1日、マーダーミステリーゲームの専門店「ミステリーラボ」を松江市学園2丁目に開く。ゲームで山陰両県を盛り上げたいと意気込む。
数人で楽しむマーダーミステリーゲームは、殺人など事件を基にした筋書きが用意され、参加者は犯人や探偵などそれぞれ登場人物になりきる。自分しか知らない情報などを話し合いながら、謎を解く。犯人が分からないまま終わることもあり、自分たちだけのストーリーになるのが特徴。
松江市内に遊べる場所をつくろうと考えたのは、同社代表社員の畑智明さん(52)と奈良井健悟さん(42)。
多くの人にゲームの楽しさを知ってもらうため、同社が経営する飲食店「ステーキ丼とパフェgift(ギフト)」の閉店時間帯を利用し、ゲームを楽しめる専門店「ミステリーラボ」を2月1日に開く。

事前予約が必要で、殺人事件や密室からの脱出などをテーマにした約10種類のゲームをプレイできる。
畑さんは「遊び終わるのに1時間以上かかるが、没入感やストーリー性が魅力。自分が物語の登場人物になって自由に発言できるこれまでにないゲームだと思う」と話す。
ミステリーラボは平日午後5時から同9時までと土日、祝日の午前9時から午後9時まで。
(林李奈)