【松江】松江市の宍道湖に浮かぶ嫁ケ島まで歩いて渡るイベントが1日にあり、夏休み中の小学生や保護者ら約220人が真夏の青空の下で列を作って水中散歩を楽しんだ。
参加者は、市袖師町の宍道湖夕日スポット近くの湖岸を出発。浮輪や水中用のゴーグルを装着し、約220メートル先の嫁ケ島まで張られたロープを頼りに水をかき分けて歩いた。
島に到着した後は、航路安全を祈願して厳島神社(広島県廿日市市)から分霊した竹生島神社に手を合わせたり、シジミやフナといった宍道湖の水生生物を観察したりした。
所属する放課後児童クラブの友達と参加した古志原小学校6年の景山蒼太君(11)は「生き物を捕ったりして楽しかった。普段は上陸することができないのでいい経験になった」と笑みを浮かべた。
(佐々木一全)