浜田市在住の木工作家・高橋達美さん(66)の作品展が、同市西村町の「Gallery&Cafe FUN(ギャラリー・アンド・カフェファン)」で開かれている。かわいらしい小さな家やはがき立てなどの約80点に来場者が見入っている。16日まで。
高橋さんは長年、市内の自動車販売店の店長を務めた。仕事の傍ら、10年ほど前から日曜大工をきっかけに木工の創作活動を始めた。活動の成果を見てもらおうと、展示会を開いた。
作品は海岸で拾った板状や棒状の流木を使う。はがき立ては、丸太や木片に切れ込みを入れ、絵の具やクレヨンで色付けした小さな家の模型を置いた。お気に入りの一枚を添えたくなるよう工夫した。サーフボードを模した作品もあり、爽やかな海を連想させる。
益田市遠田町の主婦、藤井美樹さん(60)は「心がほっこりして優しい気持ちになれる」と笑顔を見せた。高橋さんは「偶然見つけた自然の木から自分の想像で作品を形にできるのが面白さ。木のぬくもりを感じてほしい」と話した。
午前10時~午後6時。月、火曜定休。展示品は購入可能。問い合わせは高橋さん、電話090(8243)8615。(宮廻裕樹)













