日御碕での医療系起業家育成合宿のチラシ
日御碕での医療系起業家育成合宿のチラシ

 地域医療の課題解決につながる起業家育成を目指す合宿が22、23の両日、出雲市大社町日御碕の民宿たかはしである。

 医療課題解決や起業に興味のある人を対象に、島根大医学部の学生らでつくる「出雲ベース」が初めて開催。医療起業家による講演、ワークショップなどがある。

 初日は、医師同士が情報交換や悩みを相談できるシステムなどを運営するAntaa(東京都)を起業した中山俊氏、地域医療に携わる紀南病院(三重県)の森本真之助医師らが講演。その後、グループに分かれてワークショップを開き、昨夏に豪雨被害で一時孤立状態に置かれた日御碕地区における持続可能な医療モデルやサービスを考える。23日朝に、その内容を発表する。

 定員15人(宿泊は10人)。参加費用は、学生は無料で、社会人5千円。交通費は各自負担で、宿泊費用は別途7500円。問い合わせ先は、出雲ベースの上西凜太郎理事、メールshimanekko.med@gmail.com