雪が積もる芝生の上でサッカーのミニゲームを楽しむ子どもたち=松江市上乃木10丁目、市営陸上競技場
雪が積もる芝生の上でサッカーのミニゲームを楽しむ子どもたち=松江市上乃木10丁目、市営陸上競技場

 松江市八雲台1丁目の松江南高校サッカー部が11日、市営陸上競技場(松江市上乃木10丁目)で地域の子どもたちにサッカー教室を開いた。3歳から9歳の50人がサッカーの楽しさを学んだ。

 同校サッカー部の活動や、競技の楽しさを多くの人に知ってもらおうと初めて企画した。インスタグラムや周辺の小学校や幼稚園に呼びかけ、サッカーに興味がある子どもが参加した。

 園児や児童と部員38人は、雪が積もる芝生の上で鬼ごっこで体をほぐしてから、ボールを投げたり蹴ったりして遊んだ。その後、年齢別にグループをつくって、試合形式のミニゲームを楽しんだ。

 部員と児童が対決するミニゲームでは、児童がゴールを次々と決め、白熱した試合になった。

 参加した八雲小学校3年生の川合結大(ゆいた)さん(9)は「試合が楽しかった」と笑顔だった。松江南高校2年の松浦圭汰(けいた)主将(17)は「小さい子どもたちが笑顔で楽しんでくれて良かった。サッカーを好きになってくれたらうれしい」と話した。(井上雅子)