「竹島の日」(2月22日)に合わせて「竹島海鮮カレー」が20、21の両日昼、島根県庁地下食堂で提供されている。竹島の形のご飯に、隠岐の島町で採れたサザエやイカを具材にしたカレーを合わせた。
60食が用意された20日は完売し、21日は50食が用意される。サラダ、スープ付きで1食850円。竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))の形のご飯は、3Dプリンターで作った「男島」と「女島」の型で盛り付けた。カレーの味は少し辛めで、海鮮の歯応えや風味が楽しめる。
島根大法文学部4年の永井光紀さん(22)は「イカやサザエなど地元の味を感じられておいしかった」と話した。県庁地下食堂の石倉健調理長(40)は「竹島について考え、理解するきっかけになってほしい」と期待した。
隠岐の島町が主催し3度目の開催。販売は午前11時からで、売り切れ次第終了する。(黒崎真依)