第42回出雲くにびきマラソンが2日、出雲市大社町北荒木の島根県立浜山公園を発着するコースであり、市民ランナー2146人が雨に負けず、早春の出雲路を力強く駆け抜けた。
【写真特集】出雲くにびきマラソン 雨の中一斉にスタートを切るランナー
1・5キロからハーフマラソンまで、年代ごとに分かれた54クラスに、31都道府県の小学生から87歳までが出場。北海道や沖縄からの参加者もあった。視覚障害者13人も参加し、地元の伴走ボランティアグループ「愛走フレンズ」のメンバーがサポートした。
ロンドン五輪陸上女子1万メートル、5千メートルに出場した吉川美香さん(40)(現パナソニック女子陸上競技部コーチ)や、昨秋の出雲駅伝を制した国学院大の選手がゲストランナーで参加した。上位やタイムを狙う選手が果敢な走りを見せる一方、ユニークな着ぐるみで沿道を盛り上げる参加者の姿もあった。
ゴールでは...