強い日差しが照りつける中、日傘を差して歩く観光客=4日午後4時3分、松江市殿町
強い日差しが照りつける中、日傘を差して歩く観光客=4日午後4時3分、松江市殿町

 山陰両県は4日、高気圧に覆われ、よく晴れて気温が上がり、鳥取など計11地点で35度を超える猛暑日となった。両県では9人が熱中症とみられる症状で搬送された。今後も暑さが続きそうで、気象台が熱中症への厳重な警戒を呼び掛ける。

 各地の最高気温は、鳥取37・5度▽松江36・9度▽出雲36・2度▽米子36・1度▽智頭35・9度▽津和野35・7度|など。

 熱中症警戒アラートが発表されていた両県の各消防によると、10~80代の9人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。出雲市の80代男性は意識はあるが重症で、残りの8人は軽症か中等症だという。

 両県には5日も熱中症警戒アラートが発表されている。 (古瀬弘治)