宍道湖で撮影した夕日の写真を紹介する恩田明弘さん=松江市玉湯町玉造、出雲玉作資料館
宍道湖で撮影した夕日の写真を紹介する恩田明弘さん=松江市玉湯町玉造、出雲玉作資料館

 松江市玉湯町玉造の出雲玉作資料館で恩田明弘さん(62)=同町湯町=の初の写真展が開かれ、宍道湖から望む色鮮やかな夕日の写真に来場者が見入っている。30日まで。

 恩田さんは宍道湖の景色に魅せられて3年前に写真を始め、毎日のように撮影を続けている。展示では望遠や広角のレンズを使って撮影した太陽や月の写真18枚が並ぶ。

 親子が自転車を押し、夕日を見つめる写真は、夕空が青からオレンジ色へと雲を伝って変化しているのが魅力。子どもの背中から太陽がのぞく構図で、自転車や親子のシルエットが際立っている。ほかにも赤や黄色に近い夕日など一瞬を捉えた作品が目を引く。

 恩田さんは「夕日は何度撮影しても新しい魅力を見つけることができる。多くの人に写真を見てほしい」と話した。

 午前9時~午後4時半。月曜休館。(林李奈)