神社を参詣すると、白衣に緋色(ひいろ)の袴姿(はかますがた)で働く女性の姿をしばしば目にすることだろう。「巫女(みこ)さん」である。神子(みこ)や御神子(みかんこ)、舞姫(まいひめ)などともいう。神々に仕える特定の女性の呼称として古くから用いられてき...