出雲市出身で戦前のロサンゼルス五輪男子100メートルのファイナリスト、吉岡隆徳氏(1909~84年)にちなんだ「吉岡隆徳記念第79回出雲陸上競技大会」が12、13の両日、島根県立浜山公園陸上競技場(出雲市大社町北荒木)で開かれた。

 日本グランプリシリーズとして行われた「YOSHIOKAスプリント」は、パリ五輪代表の桐生祥秀選手(日本生命)や、坂井隆一郎選手(大阪ガス)らが100メートルに出場。最終日は暴風雨で小中学生の決勝レースなどが中止になったが、島根のジュニア選手らと日本のトップスプリンターが熱いレースを繰り広げた。写真で振り返る。

(森山郷雄)...