展示品を手にして、笑顔を見せる島根県立大の新入生=浜田市野原町、市世界こども美術館
展示品を手にして、笑顔を見せる島根県立大の新入生=浜田市野原町、市世界こども美術館

 浜田市内にある大学、専門学校、看護学校の新入生が観光施設などを探索するツアーが13日あり、参加者は美術館や水族館を巡って新生活を送る地域への理解を深めた。

 ツアーは浜田の魅力を知ってもらおうと市が主催した。4日間に分けて四つの教育機関の新入生が施設をバスで訪れる。

 この日は島根県立大浜田キャンパスの新入生32人が参加した。市世界こども美術館では開催中の企画展「四角い形であそぼう」を見学し、積み木を手に取るなどして楽しんだ。その後、しまね海洋館アクアスなどにも立ち寄った。

 福岡県糸島市出身で県立大地域政策学部に入った松尾壮一郎さん(18)は「浜田のいろいろなことが分かると思い参加した。しっかり勉強し、卒業後は学んだ内容を生かせる仕事に就きたい」と話した。

 ツアーにはリハビリテーションカレッジ島根、浜田ビューティーカレッジ、浜田医療センター付属看護学校の新入生も参加する。 (三浦純一)