2回戦屈指の好カードに多くのファンが浜田市野球場に詰めかけた。昨秋、11人で中国大会ベスト8に入った大田と私学の強豪益田東が相まみえた。結果は大田が3ー2で逆転勝利したが、益田東の新しい野球が垣間見えた。

 益田東の大庭敏文監督は試合を終え、開口一番「きょうは(目指す野球の)2割だった」と語った。指導方法を変えて初の公式戦だった。

 2002年の監督就任以来、人間形成と「勝ち」にこだわってきた...