事業再生の仕事をしていると残念ながら粉飾決算に出会うことが少なくない。事業再生の局面では、業績の低迷により金融機関の融資が止まることへの不安から、経営者が粉飾決算に手を出してしまう。上場企業や会社法上の大会社は外部の会計監査人による監査が入るため抑止力は働くが、中小企業にはそれがないため、余計に多い。ところが、粉飾決算は、社員の告発や、金融機関や専門家による資産査定などで必...
【今週の視点論点】粉飾決算は「発見」より対話を通した「予防」 地域経済活性化支援機構代表取締役社長・渡邊准
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