作品の説明をする嘉本洋子さん=松江市東出雲町揖屋、東出雲まちの駅
作品の説明をする嘉本洋子さん=松江市東出雲町揖屋、東出雲まちの駅

 松江市東出雲町揖屋、東出雲まちの駅で、同町在住の嘉本洋子さん(72)と佐藤好子さん(62)が「2人の絵画展」を開き、風景や花などを描いた11点の油絵作品が来場者の目を楽しませている。30日まで。

 2人は油絵グループ光橙会(こうとうかい)で、心が動かされたものを自分らしく描くことをモットーに作品を制作してきた。展示する2人の作品は色の使い方などにそれぞれ個性が光る。

 嘉本さんは20年以上作品を描き、背景の色にこだわる。普段から描きたいものがより引き立つ色を探し、試しながら納得のいくまで描き続けているという。嘉本さんは「絵には人を和ませる力があると思う。作品を見てほっこりしてもらいたい」と笑顔で話した。入場無料。水曜日定休。(岩田理子)