川遊びのシーズンを前に、島根県吉賀町柿木、柿木中学校の生徒や地域住民らが6月30日、高津川の支流、福川川で清掃活動に取り組んだ。
清掃活動は地域や学校に貢献しようと、柿木中学校の生徒会4人が企画した。手作りのポスターを公民館や道の駅に貼って参加を呼びかけ、生徒13人と地域住民や教員8人の計21人で清掃をした。
川は同校の河川水泳の授業で利用するほか、地元住民や子どもの遊泳場になっている。参加者は水泳授業の開始を前に清掃に力を入れた。
安全に遊泳ができるよう、川辺にせり出た草木を伐採し、岸に降りる階段付近の石を積み直して、足場を整備した。大人が草刈り機や枝ばさみを使って草木を刈り取り、生徒は猫車いっぱいに木や雑草をかき集めた。
3年生で生徒会長の鳥山瑛斗(あきと)さん(14)は「生徒を巻き込んで地域に貢献したいと考え企画した。みんなできれいな河川を守りたい」と話した。
(堀尾珠里花)