参院選で与野党が論戦を繰り広げている。参院が「良識の府」といわれるのは、衆院と違って解散もなく6年間の任期が与えられるため、いっときの世論や動向に惑わされず長期的な視野で社会や国の在り方を考えられるからである。ところが参院選の話題は、目先の、自分の、手取りや負担...