飛行機や船、車の模型の展示会が18日、松江市袖師町の島根県立美術館ギャラリーで始まり、精緻な仕上がりや趣向を凝らした見せ方で来場者を楽しませている。21日まで。入場無料。
ドイツの戦闘機や米国の戦車、戦艦など約340点が並び、このうち松江市の松本裕治さんの「大社基地1945年6月 銀河」は、出雲市斐川町の旧海軍大社基地の様子を再現。
残された写真を参考に当時、飛行場に配備された海軍の爆撃機・銀河とともに、主滑走路や木々も製作し、離陸する場面を臨場感豊かに表現した。
展示会は島根県内のプラモデル愛好家を中心につくる模型の会「轍(わだち)」が2年に1回開き、メンバー約20人が出品した。坂本英治会長は「細かい部分まで気を配った作品を鑑賞してほしい」と話した。(林李奈)













