松江市玉湯町湯町のAコープたまゆ店で27日、朝市「サンデイマーケット」が初めて開かれた。飲食や野菜の販売、うちわ作りなど盛りだくさんの出店があり、来場者でにぎわった。
山陰道開通などで利便性が高まって住宅が増え、人口が増える同町で、若者の来店につなげようと、同店と店内で飲食店を運営する内田龍治さん(40)、JAしまねくにびき地区本部が合同で開催した。
カフェと食堂のスペースでは、市内外の飲食7店や生花店、産直市の出店、ラジオ収録があった。出来たてのおにぎりや好みの野菜を選んで作るサンドイッチ、手作りスイーツの販売には、若者や子連れの家族が列を作った。
JAしまね玉湯支店のキッズコーナーでは、子どもたちが思い思いのイラストを描いてうちわを作り、親子で話しながら楽しむ声が響いていた。
ベビーカーを押して来場した近くの看護師、曽田結衣さん(29)は「気になっていた店が出店していたので来た。また次も来てみたい」と話した。
朝市は8、9月の第4日曜にも開く。(森みずき)