口いっぱいに焼き芋スティック付きのジェラートを?張る児童=浜田市三隅町向野田、聖?寮
口いっぱいに焼き芋スティック付きのジェラートを?張る児童=浜田市三隅町向野田、聖?寮

 【浜田】浜田市三隅町向野田の児童養護施設「聖?(せいこう)寮」(27人)に22日、市内の焼き芋移動販売業者から、焼き芋スティック付きのジェラート(氷菓)が届いた。

 コロナ禍で地域住民との交流イベントが減った子どもたちの夏の思い出にしてもらおうと、「たまのおいも屋さん」(上野美由紀代表)が、施設食堂にキッチンカーを横付けして提供した。

 子どもたちは、サツマイモの甘みを凝縮した蜜がかかり、長さ10センチの焼き芋スティック1本が差されたミルク味のジェラートをおいしそうに味わった。

 三隅中学校1年の高橋誠也さん(13)は「久々に地域の人と交流できてうれしい」と笑顔を見せた。上野代表(31)は「焼き芋やジェラートのプレゼントを続けたい」と話した。 (村上栄太郎)