全国大会に向け意気込む新田朋華さん(左)と開凛音さん=浜田市殿町、市役所
全国大会に向け意気込む新田朋華さん(左)と開凛音さん=浜田市殿町、市役所

 全日本中学校陸上競技選手権大会と日清食品カップ全国小学生陸上競技交流大会に出場する浜田市内の小中学生2人が12日、市役所を訪れ、自己記録の更新と上位入賞への意気込みを話した。

 三隅中学校3年の新田朋華さん(14)は肩の強さに定評があり、中2から砲丸投げに取り組む。7月の島根県総体で13メートル15をマークして優勝し、初めて全国への切符をつかんだ。目標の14メートル台を突破し「8位以上を狙い、1投目からベストを出す」と意気込む。

 三階小学校6年の開凛音(りのん)さん(12)は、6月の県予選の100メートル走で自己ベストの14秒31で優勝し、昨年に続いて全国大会に出場する。強みの残り30メートルの追い上げに加え、浜田ジュニア陸上教室で課題のスタートダッシュを磨き、13秒台を目指す。「前回は思うように力を出せなかった。今回は決勝に進む」と力を込めた。

 久保田章市市長は「上位を目指し頑張ってほしい。メダルを期待している」と激励した。

 中学校大会は8月17~20日に沖縄県総合運動公園陸上競技場で、小学生大会は11月1~3日に日産スタジアム(神奈川県)である。

(宮廻裕樹)