人づくりの取り組みを紹介するイベント「ひとが育ち輝くまち益田夏フェス」がこのほど、益田市であり、各団体の活動報告や体験ブースでにぎわい、来場者がつながりを深めた。
地域と学校が協働する「コミュニティ・スクール」のコーディネーターによる車座形式の活動報告や、ライフキャリア教育の成果発表があった。農業や福祉の先進技術、スポーツチャンバラなどの体験ブースも来場者の関心を集めた。
ポスター発表のコーナーでは各団体の担当者が、訪れる来場者の質問に答えながら活動を紹介した。益田日本語ボランティアグループ・ともがきは、日本語教室で学ぶインドネシア人3人と一緒に参加した。大谷雅子代表(62)は「身近にいる外国人のことを知ってほしい。この場に集まっている他の団体と一緒にできることも探したい」と話した。
人づくりを掲げる市や地域、団体の取り組みを市民に広く知ってもらおうと同市が昨年に続き開催した。
(吉田雅史)