100万個のシャボン玉ショー「ナイトバブル」が21日夜、米子市皆生温泉3丁目の海水浴場「海遊ビーチ」であった。照明、音響を駆使し、プロのバブルアーティストがつくり出す幻想的な世界に、5千人を超える家族連れらが浸った。
海水浴場を運営する市観光協会が、全国でも数少ない「海辺の温泉街」の夜のにぎわいを創出する今夏の目玉企画。兵庫県姫路市を拠点とする男女2人組のアーティスト「バブルワークス」が、長さ2メートルのさお先にネットを付けた自作の道具で、無数のシャボン玉を飛ばすパフォーマンスを披露した。
悪天候だった前日夜からの延期開催で、待ちわびていた遠来客も多く、約5千人の初回(7月25日)を上回る観客が砂浜で幾重もの輪をつくって観賞。軽快な音楽に合わせて次々に放たれたシャボン玉は赤、青、緑の照明に映えて漆黒の空で輝き、子どもたちの大きな歓声と拍手が夜のビーチに響いた。
(吉川真人)