公共施設や商業施設などを訪れると、出入り口付近に車いすマークの駐車区画を目にしませんか。京都新聞社の双方向報道「読者に応える」に、「移動に歩行器を使う両親と車で外出した時、この区画に駐車していいか、いつも迷う」との声が寄せられた。実際、どういった人が止められるのだろうか。
同区画は、通常区画より広い幅3・5メートル以上が確保されている。2006年施行のバリアフリー法で、駐車場の規模などに応じて一定数の設置が義務づけられた。例えば建物付属の駐車場は、全台数が200以下ならば2%以上、200超は1%に2区画を加えた以上が求められる。
投稿を寄せた京都府内の女性(49)は「両親の歩行器を車から出し入れするには、ドアを全開にした...