倉吉市駄経寺町のエースパークなしっこ館で、日本一の高さの「梨タワー」がお目見えし、来場者を楽しませている。ナシの収穫時季に実施する企画で、鳥取県中部で収穫された二十世紀梨が20段も積み上げられ、高さは3メートルになる。展示は15日まで。
梨タワーは収穫時季を迎えた二十世紀梨をアピールするために入場口付近に設置した。なしっこ館では一年中、ナシの食べ比べ体験もしているが、収穫シーズンを視覚的に楽しんで、知ってもらおうと毎年、タワーを設置している。
タワーに使用されているナシの個数を当てる応募企画もある。ナシの数を書いた用紙を箱に入れると、正解に近い人から5人にナシ5玉が当たる。多くの来場者がタワーの周囲を回り、ナシを数えていた。
観光で来た香川県丸亀市の岡坂優さん(39)は「子どもたちがとても楽しんでいた。350個くらいありそうだと思った」と話した。
午前9時~午後5時。毎月第1、3、5月曜は休館。入館料は大人300円、小中学生150円。(小林竜大)