俳優の藤木直人が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『最後の鑑定人』(毎週水曜 後10:00)が3日に第9話を迎える。放送を前に、あらすじと場面カットが公開された。
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同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公・土門誠(藤木)が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。今作は岩井圭也氏の同名小説を映像化した。
藤木演じる主人公・土門誠(どもん・まこと)は、元科捜研のエースで卓越した鑑定技術の持ち主。白石麻衣演じる高倉柊子(たかくら・しゅうこ)は、土門鑑定所の事務員も兼任する研究員。心理学の道に進みたいと考えていて土門鑑定所では腰掛けくらいの気持ちで働いており、あわよくば転職しようと考えている。
■第10話あらすじ
科警研研究官・尾藤宏香(松雪泰子)はDNA鑑定に関する論文を発表するが、法科学部部長・立花(安藤広郎)から論文の研究データを改竄(かいざん)しているのではないかと指摘される。立花の元に改竄に関する告発があり、差出人は不明ながら証拠としてUSBメモリが添付されていたという。論文の撤回を求める立花に対し尾藤は釈明するも、立花は聞く耳を持たない。尾藤が部長室を去った後、立花がUSBをしまおうとすると、どこからか機械の作動音が。デスクのそばに見慣れない箱が置いてあり、立花が箱のふたを開けたその瞬間、室内をまばゆい閃光(せんこう)が包む…。
科警研で発生した火災に尾藤が巻き込まれたことを知った土門誠(藤木直人)と高倉柊子(白石麻衣)は、搬送先の病院へと向かう。土門たちが病院に到着すると尾藤は意識を取り戻すが、火災以前の記憶を失っていた。ショックを受ける土門と高倉の前に、千葉県警の刑事が現れる。県警は火災の事件性を疑い、死亡した立花と直前に会っていた尾藤を被疑者とみていた。
翌日、鑑定所に土門、高倉、相田直樹(迫田孝也)、都丸勇人(中沢元紀)、嵐山信幸(栗原類)が集まった。尾藤の潔白を信じる5人は、彼女にかけられた疑いを晴らすため動きだすことに。早速、土門は嵐山と共に火元となった部長室を訪れ、火災原因を調べるため燃焼残渣(ざんさ)の採取に取りかかる。
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