3人組バンド・Mrs. GREEN APPLEの大森元貴(Vo/Gt)、若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key)が、りんご生産最上位を占める青森県と長野県の「グリーンアップル大使」に就任。3人と、青森県の宮下宗一郎知事、長野県の阿部守一知事が、都内で開催された任命式に登場した。
【画像】りんごクイズ、ハイタッチで盛り上がる大森元貴&若井滉斗、悔しがる藤澤涼架
ミセスとのコラボについて、青森県の宮下知事はバンドのデビュー10周年にちなみ「実は青森県も、りんごの苗木が来てから150周年という節目の年を迎えます」と説明。また、ミセスが幅広い世代から支持されているとし、「ジャムズ(JAM'S、ミセスのファン総称)を中心に、手に取って食べていただけると、最大の販売促進活動になるのかなと思います」などと期待を込めた。
長野県の阿部知事は、藤澤が長野県出身ということもあり「(ミセスと)ずっとコラボしたかった」と熱望していたことを告白。「ついに、“前人未到”の初のコラボレーションを実現できますこと、大変な喜びであり運命的な出会いと感じております」「ミセス×信州の新しい“ハーモニー”に、どうぞご期待ください」などと、ミセスのツアー名を織り交ぜて思いを伝えた。
さらに阿部知事は、任命式後の囲み取材でも「実は、なにかコラボできないかということを、一生懸命模索していました」と明かし、「大変な期待を持って、今日ここに臨ませていただいております」と説明。ミセスが長野県のゆるキャラ「アルクマ」のグッズを子どもたちに配っていたことを明かし、「すでにアピールしていただいてます」と感謝を述べた。
長野出身の藤澤は就任について「りんごとは非常にゆかりがあるんですけれども、青りんごって振り返ってみると触れる機会が今まで少なかったなというふうに思いますね。もちろん、実家で子どもの頃に食べたりとかもしたんですけれども。これを機に、より食べたり、皆さんにも届けられるようになったりしたらいいなというふうに思っております」と意気込んだ。
りんごの消費拡大を図るという共通の志を持つ両県が、ミセスを大使に任命し、りんご市場の全体の活性化を目指すプロジェクト。ミセスの特別デザインが施されたボックスに入った青りんごを順次全国で展開するほか、青りんごの魅力発信につながる企画を実施していく。なお、「青りんご」には、黄緑色および一部の黄色りんごも含まれる。
なお国産の青りんご市場は、りんご全体の1割に留まるものの、糖度や香りの豊かさなどの魅力は広がりつつあり、両県によると、品種全体に占める割合は増加傾向にあるという。
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