人気ゲーム『DEATH STRANDING』(デススト)が、ハリウッドとの共同制作で劇場アニメ化されることが発表された。アニメ映画プロジェクト『DEATH STRANDING MOSQUITO』が始動し、監督は宮本浩史氏、脚本はAaron Guzikowski(アーロン・グジコウスキ)、アニメーション制作はABC ANIMATION STUDIOが担当する。
【動画】謎の獣と殴り合う男2人!公開された『DEATH STRANDING』劇場アニメ映像
『DEATH STRANDING』は、「デス・ストランディング」と呼ばれる超常現象が発生した近未来を舞台に、荒廃した地球で繋がりを失い、孤立した人々のためにサム・ポーター・ブリッジズが、“未来”を運ぶ任務で、分断された世界を繋ぎ直していく姿が描かれている。
ゲームクリエイター・小島秀夫監督の「コジマプロダクション」が手掛けたゲームとして2019年に発売・ノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセンなど世界的名優たちが、キャラクターのモーションキャプチャーを演じたことでも話題になった大人気オープンワールドゲームになっており、実写映画化プロジェクトなど様々な企画が進行している。
解禁されたティザー映像は、水中に沈んだかのように見えた一人の男が目前に何かをみつけ、それに向かってスピードを上げて近づき、アニメーション映画プロジェクトの文字が映し出されている。
そして、舞台は一転し時雨の降る大地、獣が暴れている姿が見られ、傍らにはその獣を捕らえようとする男の姿が。そこに現れる映像の冒頭、水中にいた男。彼は獣を優しくなでると、捕えようとした男にいきなり殴りかかり、殴り合う二人の激しいアクションシーンの最中、その素顔も露わに…。戦い続ける二人は一体何者でどんな関係性なのか?そして、その正体とは…? 詳細は謎に包まれているが、壮大な物語を大いに感じさせる映像に仕上がっている。
今回の劇場アニメで監督を務めるのは、東映アニメーション、プロダクションIG、スクウェア・エニックスなどに在籍し、『映画 HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の監督などを経て、2020年にABC ANIMATION STUDIOを設立した宮本氏。2D作画と3DCGの垣根を超えた映像表現に挑戦し続ける、アニメーション監督・演出家として知られている。
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