商品を手に取って選ぶ来場者=松江市末次本町
商品を手に取って選ぶ来場者=松江市末次本町

 山陰両県の子ども服店によるマルシェ「u(ユー)」が23日、松江市末次本町であり、かわいらしい子ども服をはじめ、アクセサリーやおもちゃなど約2千点が販売され、多くの親子連れでにぎわった。

 ネット販売が中心の松江、出雲、鳥取市の子ども服店3店舗が主催し、4月に続いて2回目。首都圏を中心に開催されている人気ショップが集うマルシェを山陰でも開き、楽しんでもらおうと企画した。

 19店舗の商品が並んだ会場には、普段着から落ち着いた色合いの秋物衣類が並び、来場者は手に取って会話を楽しみながら商品を選んだ。会場の一角には飲食エリアを設け、コーヒーやマフィンを販売して、多くの家族連れがゆっくりと買い物を楽しんだ。

 生後10カ月の長女と会場を訪れ、服やおもちゃなど5点を購入した鳥取県江府町吉定の自営業、千藤可奈子さん(37)は「ネットとは違い、手に取って購入できて満足です」と話した。
 (藤井俊行)