俳優の吉永小百合(80)、天海祐希(58)が、映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』完成披露試写会(10月31日公開)に登壇。吉永が、これまで3度共演し、親交の深い天海への想いを直接伝えた。
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本作は、1975年5月16日、日本時間16時30分、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さんの半生を描くヒューマンドラマ。その歴史的快挙を含め、田部井さんの挑戦と軌跡をつづった著書『人生、山あり“時々”谷あり』を原案に映画化された。
主人公・多部純子を演じるのは吉永。そして純子の盟友であり、エベレスト登頂の相棒でもある北山悦子役は、吉永と映画『最高の人生の見つけ方』以来6年ぶりのタッグとなる天海が務める。
吉永は、今回の共演について「本当に天海さんに出演していただいて、もう感謝、感謝です。私にとっては親友以上で、素晴らしく力強い存在なんですね。だからいつも頼っていますし、これからもまたチャンスがあるなら、ぜひご一緒させてください」と、天海の目を見てあたたかい声で伝えた。
それを聞いた天海は「泣いちゃう…」と目を潤ませ、「小百合さんとご一緒したい方はたくさんいらっしゃるでしょうに、3回もご一緒させていただいて、本当にありがたいことです。さらに小百合さんの役を見つめ続ける方の役をやらせていただいて、こんなありがたいことはないなと思いながら、1シーンを大事に演じました。その思いが見てくださる方にも伝わるといいなと思っています」としみじみ語っていた。
この日は、佐藤浩市、のん、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、阪本順治監督も登壇した。
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