俳優の今田美桜が主演を務める、連続テレビ小説『あんぱん』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の最終回が、26日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【別カット】まさに奇跡…ネット涙の最終回
中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルに描く。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロイン・朝田のぶと柳井嵩の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでの道のりを通じて、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。
最終回は、のぶ(今田美桜)の病室のドアを開けた嵩(北村匠海)は、にっこり笑うのぶの姿に胸がいっぱいになる。その後退院したのぶは、嵩に自分がいなくても大丈夫かと尋ね、今年の桜は見られないかもしれないとつぶやく。そんなことないと打ち消すように話す嵩は、たまらずのぶを抱き寄せる。やがて日本中の子どもたちのヒーローになったアンパンマン。のぶは最高の笑顔で嵩に言う。「嵩は、うちのアンパンマンや」と…という展開が描かれた。
「今年の桜は一緒に見れないかもしれんね」。余命が残り僅かだと悟ったのぶは、嵩に感謝の思いを伝える。夫婦仲良く寄り添い合い、場面が変わると「奇跡が起きたのでしょうか。それから5年間、のぶは病気がすっかり治ったかのように元気に暮らしました」というナレーションが。のぶの元気な姿が描かれ、柳井夫婦の“その後”が明らかとなった。
視聴者からは「涙なしでは見れん」「ラストはのぶと嵩の別れだと思ってたから嬉しいサプライズ」「あんぱんらしい明るいラストで安心した」「最高の朝ドラでした!」「もうすでにあんぱんロス」「最終回は湿っぽい感じになると思ってたからいい意味で裏切られた!」などの声が寄せられている。
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