「人生で最も濃い2週間だった」。今年3月、東京大学はガーナに8人の学生を派遣、その一人がこう述べた。

 国際協力機構(JICA)と連携して実施したパイロットプログラム。8人は地元の小学校で算数を教えているJICAの海外協力隊員の授業を手伝ったり、ガーナ大学の学生と交流したりする中で、感動するとともに、国際交流の難しさにも直面したという。

 私自身もガーナやインド...