三谷幸喜が脚本、菅田将暉が主演を務めるフジテレビ水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(毎週水曜 後10:00※初回30分拡大)が1日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
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本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷自身の経験に基づいた要素を含んだ完全オリジナルストーリー。
昭和59年秋。蜷川幸雄に憧れる演出家の卵、久部三成(菅田将暉)は、路頭に迷っていた。彼のあまりの横暴ぶりに、劇団から追放されてしまったのだ。 あてもなくさまよう久部が迷い込んだのは、怪しいアーケード街。そこで久部はストリップ劇場の横にあるスナックに立ち寄る。店内には三島由紀夫の小説を片手に寂しげな表情を浮かべる倖田リカ(二階堂ふみ演じる)の姿が。すっかり気分を良くしてしまった久部だったが、その店はぼったくり店だった。
自分のバッグを“人質”にされれしまった久部だったが、諦めきれず再度スナックに。晴れて自分のバッグを取り返した久部だったが、何やら隣から楽しげな音楽が。そしてスナックの隣にあったストリップ劇場に意図せず入ってしまうと、そこには真っ赤なドレスを着て妖艶なダンスを披露する倖田の姿があった。美しい踊りの一方で、劇場の照明が動かせず、その美しさ損なわれていた。
居ても立っても居られない久部は劇場の2階に上がり、スポットライトを倖田に向ける。豪華キャストの共演や昭和の街並みを再現したセットで繰り広げられる群像劇のラストには、倖田を演じる二階堂の美しいストリップダンスシーンが待っていた。
二階堂のこの迫真の演技に視聴者からは「見入っちゃったな…」「ふみちゃんにこんな仕掛けを…!」「なんてことを…」「こんなに妖艶に舞えるとは」「しびれまくった」との反響が寄せられている。
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