「一日空港長」の鬼太郎と一緒に記念撮影する家族=境港市佐斐神町、米子空港
「一日空港長」の鬼太郎と一緒に記念撮影する家族=境港市佐斐神町、米子空港

 米子空港(境港市佐斐神町)で4日、恒例の「空の日イベント」があった。米子-台湾便就航(5月)を記念した台湾便のペア航空券が当たる大抽選会など、空港や飛行機に親しむ多彩な催しでにぎわった。

 空の日(9月20日)に合わせた秋のイベントで、米子空港ビルなどの実行委員会が主催。空港の愛称でもある「鬼太郎」に、宅間和久空港長が「一日空港長」を任命した。たすきを掛けた着ぐるみを囲み、家族連れが記念撮影を楽しんだ。

 台湾便就航記念の大抽選会は、航空券のほか、台湾の菓子「ヌガー」、航空会社タイガーエアのグッズなどを用意。午前、午後の開催前、先着100人に整理券が配られ、長蛇の列ができる人気だった。

 ソウル便でつながる韓国、日本双方の伝統的な踊りと衣装を取り入れた「よさこいアリラン」の華やかな舞踊、税関麻薬探知犬の実演、紙飛行機飛ばし大会のほか、ターミナル外で、航空自衛隊美保基地所属のC2輸送機の展示、キッチンカーの出店もあった。

(吉川真人)