洋裁教室の生徒らによる作品展が11日、出雲市斐川町原鹿の「原鹿の旧豪農屋敷」で始まった。手作りのセレモニードレスや、着物で作ったワンピースなど力作約70点に来場者が見入っていた。12日も。
会場には、娘の結婚式に作ったウエディングドレスをはじめ、手織り生地のワンピースや凹凸を表現できるカットジャカード生地を使ったベストなどが並ぶ。
松江市西川津町から訪れた会社員の松田昌子さん(47)は「自分にはできない技術やデザインの作品に憧れる」と見入った。
教室は出雲市斐川町上庄原の服工房で定期的に開かれている。小村淑美代表は「手作りのわくわく感が伝わるといい」と話した。
12日は、韓国の布を使った眼鏡ケースを作るワークショップ(有料)もある。開催時間は午前10時~午後4時。 (片山皓平)