ショパン国際ピアノ・コンクールを主催するポーランドの国立フレデリック・ショパン研究所のアルトゥル・シュクレネル所長が17日、共同通信社などの取材に応じ、選考方法の課題や動画配信の手応え、「ショパンらしさ」とは何かについて語った。(取材・文 共同通信=田北明大)

―コンクールのライブ配信は多くの人が視聴し、コメントを寄せています。今回、TikTokでの配信も始めました。動画配信の反応について、手応えを感じていますか?

 「知名度がとても高くなりました。たとえば(3次予選の)最後...