薬物の過剰摂取で昏睡状態となった女性に必要な保護をせず放置したとして、保護責任者遺棄罪に問われた医師の男性被告(51)の控訴審判決で、東京高裁は28日、無罪とした一審東京地裁判決を破棄し、審理を地裁に差し戻した。