パク・ソヨンさん(左)から焼き加減を教わる生徒=出雲市西林木町、出雲北陵中
パク・ソヨンさん(左)から焼き加減を教わる生徒=出雲市西林木町、出雲北陵中

 島根県内在住の外国人とスポーツや料理を通して文化の違いを知る授業「国際交流ひろばワークショップ」がこのほど、出雲市西林木町の出雲北陵中学校であり、生徒89人が国際交流員と交流を深めた。

 毎年続く行事で29回目。県文化国際課の韓国、中国、英国の3人と、出雲市文化国際室のブラジル人1人を講師に招いた。

 このうち、3年生19人は韓国のパク・ソヨンさん(24)に教わって、現地の屋台スイーツで人気のホットクを調理した。シナモン入りの黒砂糖をパン生地で包んだ後、フライパンできつね色になるまで両面を焼いた。

 出来上がった後、韓国語でいただきますのあいさつをして、もちもちとした食感と甘みを味わった。田中七海さん(15)は「簡単に作れたので、家でもやってみたい」と話した。

 (黒沢悠太)