小泉八雲にまつわる展示を鑑賞する来場者=松江市殿町、殿町プラス
小泉八雲にまつわる展示を鑑賞する来場者=松江市殿町、殿町プラス

 【松江】松江ゆかりの文豪・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の世界に浸ってもらおうと、出雲市斐川町の写真家・高嶋敏展さん(53)による作品展が4日、松江市殿町のギャラリー「殿町プラス」で始まった。9日まで。入場無料。

 高嶋さんは松江や出雲、ギリシャなど八雲ゆかりの地で撮影を続けてきた。作品展では写真や創作作品など約110点を並べた。

 箱を約20個並べ、中身をのぞき込む作品では箱の中に、八雲と関係が深かった松江市出身の教育者・西田千太郎の旧居の写真などがある。ふたには八雲の直筆原稿のコピーが貼り付けられ、筆跡や指紋が確認でき、八雲の生きた時代を感じ取ることができる。

 このほか、島根県の隠岐の島や八雲の故郷、ギリシャのレフカダ島の風景写真などを円形に並べた展示などもある。

 安来市南十神町の自営業中野滋さん(58)は「空間の中で八雲の世界に没入できた」と喜んだ。

 また、松江市母衣町のアルテ・オハラでも高嶋さんの写真が飾られている。午前11時~午後5時。(林李奈)