プログラミング教育が小学校で必修化されたことを受け、邑南町がプログラミングの公営塾を25日に始める。小学生以上の町民を対象に2コースを設定。参加費無料で、教材を使って基礎から応用まで学べる。

 2020年度からの必修化とデジタル機器の普及を踏まえ、町民がプログラミングに触れる機会を提供するため企画。島根県西部を中心に教育を手掛ける一般社団法人・いわみプログラミング少年団を講師に招く。

 教育用プログラミング言語「スクラッチ」と、「マイクロビット」と呼ばれる基板を使う「ものづくり」の2コース。

 スクラッチはパソコン上でアニメーションやゲーム作りが楽しめる。「ものづくり」は明るさや振動をセンサーで感知できるマイクロビットを使い、システム構築を体験できる。

 塾は登録制で定期開催。パソコンは公営塾で用意したものを使うか、持参するかを選ぶ。

 初日の25日は午前10時から矢上交流センター、午後2時から田所公民館である。問い合わせ、申し込みは町地域みらい課、電話0855(95)1117。 (糸賀淳也)