第37回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)の開会式が12日、出雲市民会館であり、オープン参加を含む22チームの選手が健闘を誓った。レースは13日午後1時5分、出雲市の出雲大社前をスタート。ゴールの出雲ドームまで6区間45・1キロのコースで熱戦を繰り広げる。
開会式では、拍手に包まれて選手がステージに登壇。選手を代表して昨年の覇者・国学院大の上原琉翔主将が「出雲の地で最高のパフォーマンスをすることを誓います」と力強く宣誓した。
レースは、総合力が高い中大を今年の箱根駅伝優勝の青学大、国学院大、駒大などが追う展開が予想される。山陰両県出身者では、駒大の伊藤蒼唯(4年、出雲工高出)が4区に、環太平洋大の佐野泰斗(3年、平田高出)は補員でエントリーされた。
開会式の前に開かれた有力チームの監督による記者会見で、青学大の原晋監督は「新生青山学院のチャレンジ。大化けして、3冠に向けて良いスタートを切っていきたい。名付けて『ばけばけ大作戦』」と抱負を述べた。
(黒沢悠太)