のぼりを手に、飲酒運転の根絶を呼びかける参加者=出雲市今市町、市役所前
のぼりを手に、飲酒運転の根絶を呼びかける参加者=出雲市今市町、市役所前

 年末の交通事故防止運動に合わせて、出雲署員と出雲地区安全運転管理者協会の関係者がこのほど、出雲市役所周辺で街頭啓発活動をし、飲酒運転の根絶を運転者らに訴えた。

 遠藤敦生署長や今岡余一良出雲地区安全運転管理者協会長ら35人が参加した。参加者はのぼりを手に、市役所の前を通行する車の運転手や自転車、歩行者にアピールした。

 活動に先立って開始式で今岡会長は「一人一人が飲酒運転を絶対にしない・させない・許さないという意識をしっかり持って啓発に取り組んでほしい」とあいさつした。

 交通事故防止運動は島根県交通安全対策協議会が主唱し、17日まで行われる。出雲署によると、県内の2025年の飲酒運転摘発件数は10月末現在、90件で前年同期比3件増。飲酒運転による人身事故は6件で、前年同期比1件増だった。

(黒沢悠太)