「認知症だからって特別扱いせずに、普通に接してくれたらいいな。自分の話で誰かが笑うと、すごくうれしいよね」

 そう朗らかに語るのは、2020年にテレビ番組で自身の認知症を公表した漫画家の蛭子能収さん(73)だ。新刊「おぼえていても、いなくても」(毎日新...