電気ドリルを使って竹明かりを作る住民=島根県海士町海士、隠岐開発総合センター
電気ドリルを使って竹明かりを作る住民=島根県海士町海士、隠岐開発総合センター

 島根県海士町で7日、竹明かりで島を彩る「光る隠岐国展」のワークショップが開かれた。世代間交流を促進しようと町内の事業所が、イベントの少ない厳冬期にたくさんの光をともして心も明るくなってもらおうと企画した。

 町内で2025年に起業した定期巡回・随時対応型訪問介護看護「Amacare(アマケア)」が主催した。看護師の村井瑠菜さん(26)が、利用者と散歩をする中で撮影した写真を、ポスターパネルに伸ばして「光る写真」で展示しようと企画。別のスタッフがさらに光を増やそうと、町内に多い竹を伐採して切り分けた。25年末からワークショップを開き、住民と一緒に竹明かりの制作を進めている。

 この日は住民3人が参加した。約30センチに切った竹に電気ドリルを使ってたくさんの穴を開けて、花や星といった模様に仕上げた。週に2回、ワークショップを開き、計200個の竹明かりを完成させる。

 参加した近くのバス乗務員石原和夫さん(67)は「世界平和を祈って作った。集中して作業し終わると気持ちがいい」と笑顔になった。村井さんは「足を運び、温かい光を感じてもらいたい」と話した。

 「光る隠岐国展」は2月4日午後5時、同町海士の隠岐神社で開催する。

 (鎌田剛)