観光やインバウンドを意識したダイヤ改正は、鉄道全体の利便性とどう向き合っているのでしょうか。2026年春のJRダイヤ改正をめぐり、編集部は「新春座談会」の形式で、JR西日本とJR九州の改正内容について論点を整理し、阿部等さんに話を聞きました。

 ▽JR西日本

 Q(編集部)今回のJR西日本のダイヤ改正を、一言でどう位置づけますか。

 A(阿部さん)2005年の福知山線脱線事故以降、高速化・高頻度化が「悪」と断罪され、社内で利便向上の議論がしにくくなっており、非常に残念です。

 Q...