北欧のフィンランドと交流する島根県邑南町の高校生が町の交流派遣団として同国を訪れ24日、同町下田所の田所公民館で報告会を開いた。現地の高校の訪問やホームステイを通じて日本との文化や生活の違いを知り、さらなる交流の深まりを誓った。
派遣団は町事業として矢上高校、石見養護学校高等部の7人と引率4人で構成し、昨年12月13~18日に同国第2の都市・エスポー市を訪問。現地の高校を訪ねて同世代と交流した。
報告会は参加した生徒が訪問で感じた文化の違いや気付きを発表した。矢上高校2年の上田漣士さん(17)は、女性首相誕生への感想を聞かれた体験を紹介。フィンランドでは高校生が政治について意見を交わすのは一般的で「個人の考えを尋ねられる」とした。
生活・文化の違いでは、浴槽の代わりにサウナが各家庭に備わっているほか、コミュニケーションを取る上で英語力を高める重要性を痛感したとの声が上がった。
邑南町では東京パラリンピックでフィンランドのゴールボールチームが同町で事前合宿を決めたのを機に交流が続く。今年5月には同国の高校生の派遣団を受け入れる。
(勝部浩文)













