柿丸道生署長(左)から夜光反射材を受け取る倭川戸神楽社中の団員=江津市江津町、江津署
柿丸道生署長(左)から夜光反射材を受け取る倭川戸神楽社中の団員=江津市江津町、江津署

 【江津】秋の全国交通安全運動に先立ち、江津市桜江町川戸の倭川戸(やまとかわど)神楽社中が17日、夜光反射材の着用を促進する「キラリ推進隊」に委嘱された。住民への反射材配布や着用呼び掛けにより交通事故を防止する。

 社中は夜間練習の機会があり、団員が反射材を率先して身に着け、住民の意識喚起を図ってもらうため、江津署が委嘱した。期間は来年3月末まで。

 委嘱に合わせ、市内の高校1年生、佐々木和仁さん(15)が石見神楽の演目「八岐大蛇」をモチーフに描いた絵をあしらった反射材を作成。江津署であった委嘱状交付式で、柿丸道生署長がスサノオノミコトと大蛇にふんした団員に200個を贈った。

 社中を代表し、丸山雄輝さん(35)は「反射材を積極的に着用し、住民に普及させたい」と話した。 (福新大雄)