全国有数の進学校、私立灘中(神戸市)の今年の国語の入試問題にパレスチナの2詩が出題された。ゼイナ・アッザームさんの「おなまえ かいて」とムスアブ・アブートーハさんの「おうちってなに?」。
入試問題が明らかになるとSNSには「涙で解答用紙をボロボロにする自信がある」「入試問題を読んで泣くとは思わなかった」「灘中の先生すごい」と絶賛する投稿が相次いだ。しかし同時に「動揺して試験どころではない」「情緒に訴えかける試験問題は好ましくない」などと否定的な意見も。「パレスチナ側からだけで、イスラエル側の視点がない」と入試における政治的偏向を問題視する声も上がり、大きな議論を呼んだ。
なぜこの詩をつくったのか、日本での議論をどう思うのか。米国在住の原作者である詩人2人に直接聞いてみた。
返ってきたのは、1948年のイスラエル建国から難民を運命づけられたパレスチナ人の人生の意味。そして2023年10月から始まったパレスチナ自治...













